資産寿命シミュレータをリリースしました

JLsimの上手な活用法

資産寿命シミュレータというものを開発、リリースしました。
https://jlsim.jp/asset-life-calculator/

家計を維持できるかどうかを綿密に試算

現在の金融資産(自分が保有するキャッシュおよび投資)と、世帯の収入や支出などの数字を元に、このまま順調に行けばあと何年でいくら貯まるのか、あるいは逆にあと何年くらい資産が枯渇せずに済むのか、という試算ができるツールです。

つまり簡単に言えば、お金の面で、人生死ぬまで逃げ切れるかどうかを、キャピタルゲインとインカムゲインの両面から診断できるシミュレータです。単年度の家計管理だけでは見えてこない、長期の結果を示します。

住宅ローン・シミュレータとの違い

当サイトで以前から提供している住宅ローン&資産運用シミュレータにおいても、投資運用の計算ができます。住宅ローンの返済計算に特化したツールなので、住宅ローン控除などと連動した計算が出来て便利です。

しかし今回リリースした資産寿命シミュレータでは、住宅ローンに限らず、生活全体の収入と支出を計算に加え、自分や家族の生活があと何年もつのか、死ぬまで大丈夫そうなのかどうかを詳しく試算できるようにしました。

投資運用をより現実的にシミュレート

投資運用においては「標準偏差」という数値を入力できるようにしてあります。これは、株式市場などで期待された運用利率通りにならない場合を想定して、指定した偏差の数値次第で毎年の運用結果をランダムに上下させ、より現実的でリアルな投資運用シミュレーションを行うことができます。そのため、必ずしも右肩上がりの運用結果になるとは限りません。「計算する」ボタンを押すたびに毎回結果が変わりますので、何度も試してみてください。

なお、標準偏差の値を「0」にすると、投資の年利率に入力した値のみを使用した複利計算となり、投資残高が右肩上がりに増えていく計算となります。

人生の節目で大きく変わる収入・支出を細かく反映可能

ライフイベントにおいては、年間の収入や支出の金額が永久に同じままではありません。収入面においては転職・退職・年金受給など。支出面においては家族構成の変化や生活環境の変化や、頻度は低いが高額な臨時出費(子供の学費や家のリフォームetc.)など、現時点で思いつくだけでも様々なファクターがありえます。これらを反映させた計算もできるようになっております。

物価上昇に関与するインフレ率を考慮した計算もできるようになっており、よりリアリティのある結果が得られます。インフレ率のデフォルト値として、日本銀行がインフレターゲットとして目標としている「2%」を入力してあります。この数値を0.1%変えるだけでも計算結果に大きな変化が生じますので、いろいろ変更して試してみてください。

あなたの世帯のお金が今後どんどん貯まっていく状態なのか、それともこのまま行くといずれ足りなくなって破産するのか。このツールを使って詳しくシミュレートし、人生計画にお役立てください。

資産寿命シミュレータ
https://jlsim.jp/asset-life-calculator/

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